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知る人ぞ知る年末のアレのため、
「Violence Against Children」というレポートを
卒論と並行して
最近必死で読んでいます。

家、学校、施設、職場および地域社会で起こる
日常的な人権侵害について、
このレポートはこうまとめます。

「子どもに対する極度の暴力に関する話題が
日々見出しに踊るが、

日常的に繰り返される小さな暴力行為もまた
彼らを傷つけ、自尊心や福祉、他人への信頼を
損なうのだ」
(並木的意訳)

「子ども」と言うと思い浮かぶ小さな顔が
私には幾つかありますが、

小さな暴力、で言えば例えば、

「ぶたれる」というのは
パレスチナ、特に難民キャンプにいる彼らの
「当たり前」でした。
だから私が彼らの気に触れば、
もしくは気に入られれば、
彼らは私を叩いたり、つねったり、
時に噛み付いたりします。

「力では結局解決しないんだよ、
むしろ何かが歪んでしまうんだ」

というのを
日本の子ども達より活発で自己主張の強い
パレスチナの彼らに伝えるのは
気が遠くなる作業です。
現地の大人だって
「うるさければ叩くのが一番だ」と
当たり前のように言うから、
子どもにとっても当たり前で。

「子どもの権利条約って、結局誰のための何?」
なんて、
目が眩みそうになることも多くあります。

当たり前で、目に見えなくて、
文化や社会と密接に関わる暴力を
一体国際社会や国家が
どう解決出来るというの?

というのが、
シンプルで難しくて
気が遠くなりそうでいて希望にも溢れた
最近の私の悩みの一つです。

あの難民キャンプに、
私は何を持って帰れるんでしょうね。
あと、二か月半です。


1. 人間の安全保障は問題を国境で区切る考えを排除しようとする試みといわれていますが、そうした観点からみると、非常に面白い視点だなぁと思います。遠い?途上国の難民キャンプの子ども達について考えるのと、先進国内で虐待を受けている子ども達を同じ立場に考えなければいけないのに、現在の国際社会は本当に問題を国境を区切らずに考えているだろうかと。

2. また、ソーシャルキャピタルの視点で考えても、面白い記事だなぁと思います。おそらく想定しているアクターは国家以外にも多数いることでしょうが、その中でも唯一正統な『暴力』をもつ国家への期待が大きい一方、暴力による限界、というか問題が指摘されていて、その中で国家が何をできるかという課題を説いている。そもそも国家は正統な『暴力』を使いうる唯一のアクターであったとしても、『暴力』を使う必要はあるのか。しかし、国家による行動は少なからず『暴力』を伴うのではないか。それは制度上の問題か、それとも受ける側の感受性の問題か。


ファイト☆
【2008/06/21 00:56】 URL | io_ri #5YO7LZfo[ 編集]
>「子どもの権利条約って、結局誰のための何?」
深く勉強したことなんて全然無いが、その論点やっぱり立ち止まるよな。私の場合子どもを区別してるのに納得できなくて考えるのを止めた。10歳下の弟の成長見てると大人とか子どもって何だろうと疑問。

昔から親に「子どものくせに」とか言われすぎてて他人を「子ども」と呼ぶことに抵抗があるし正直子ども料金や大人料金とかも解せないw子どもの方がシビアな視点持ってたり子どもとみなされてる人々もオトナとされている人々も同じように生きてるのに、結局みんなオトナになりたがっていつしか生ぬるい虚構つまり社会に甘えてくようになるのを見るのは痛々しくてたまらないよベイベー。
【2008/06/21 00:51】 URL | ふわさか #-[ 編集]
    反対に,親がしつけでちょっとおしりをスパンクしても,「虐待だ」ど通報されてしまうアメリカというのは,そこまで過剰反応するほどに,病んだ社会だと思いますよ。特に,アジア系の子は蒙古斑が虐待と誤認されることもあるそうですし。
    
    私は日本人で,ほぼ毎日たたかれていたけど,それが原因で,たたくことは嫌いです。就職当時は「体罰禁止」なんて考えは日本の学校にはなくて,子供をたたかないのは甘い,と非難されたこともありました。
    でも,パレスチナ人の夫は,わたしに叱られて,「親にも怒られたことがないのに」と,すごくショックを受けていたぐらいで,兄弟が多すぎて,末息子は年が離れていて,兄は相手にしてくれなかったみたいなんですが,生まれた時から内戦状態で,5歳でライフルを持ってチェックポイントに立ったせいなのか,暴力がすごく怖くて,過剰反応してます。

    甘やかすというのも,虐待で,ある国は,世界中から甘やかされて,すっかり,狂ってしまっているんではないでしょうか。
【2008/06/21 00:42】 URL | boomboom #-[ 編集]
>「子どもの権利条約って、結局誰のための何?」

相変わらず示唆に富んでて面白い。確かに人権思想自体が違う文化の文脈から来てるから、それを他の社会にあてはめようとしても、いわば「ハコ物」を途上国に建てて、あとはほっとくみたいな感じに近いのかもね。

人権はあると信じられてるけど、それをそれぞれの土地と文化の中でどう接着していくかは国によって違ってくるだろうし、一番気を使うとこだろうね。。
【2008/06/21 00:01】 URL | najimo #-[ 編集]














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