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今日はレバノンの新聞An-Naharの翻訳シフトです。
一記事1000円。翻訳所要時間きっかり2h。
頭フル稼働、時給500円(笑)。
でもいいんです、勉強してお金貰えるなんて夢みたいだから。

今日の翻訳選択肢:
1.シリア・レバノン関係
2.イラク新政府発足
3.パレスチナで誰か殺された

どれも面白そう。
少し迷って、
2を取りました。
イラク新政府発足です。
もちろん、どこの新聞も取り上げる大目玉なのだけれど。




2003年3月20日朝、私の家のポストにねじ込まれた朝日新聞のトップには
CNNからプリントした青くて奇麗な対空砲火の写真。


私、この時何をしていた?
この頃サボりがちな10年日記の頁を繰る。

あぁ、当時の私は高校を卒業したばかりで、
外大ロシア語科後期試験の結果を待ちながら
20日の夜からクラス旅行に出かけていたのだ。




あの頃は何が何だか分からなかった。
ただ、
私の国より7時間遅く夜が明けるかの地で
顔の見えない人たちが巻き添えを食って死に、
それでも私は能天気にスキーなんかして
後期不合格の知らせなんかに心が重くなるその事実が
不思議でたまらなかった。




今?
旅行をして色々な人と出会った今、
以前よりは「顔」が見えるようになった。
それでも私は狭間にいることを意識する。

見える人と、
見えない人。

ひとを大事にしたいと草の根を追求する人と、
より大きな効果を求めて政治に身を投じる人。

人間性への共感で動ける人と、
共感を持たない、持てない、持つことを望まない人。




前者である教授に怒られつつも
結局は二つの間でバランスを取り、
双方を観察しながら、

この二つを結び付けるにはどうしたらいいのか
考えに考えている3年の初夏です。




教授、あなたは私のことを叱ったけれど、
私はこれでいいと思ってるんです。
だって私はイラク人じゃないから、
彼らの問題について彼らと同じくらい心を痛めることは出来ないもの。
でも、双方のことをよく分かっていれば
乖離を齎さない、現実的なやり方で
このfarq(差)を埋めることは出来ると信じています。

出来るか出来ないか、誰がやってるかやってないかは関係ない。
やるかやらないか。
そして私はやるって言ったらやるのだ。
どんなに叩かれても
この考えはここ1年弱
私の心の中で蝋燭の火のようにゆらゆら燃えていて、
私は愚鈍なまでにそれを信じている。






語学を生かして
外交官になる、新聞記者になる、
NGOに入る、開発に身を投じる、
それともただのお嫁さんになるとか、
私には色々な可能性があるけれど、

どの道を取るにしても
私とは全く違う、誤解されがちな文化に暮らす人々の顔を
すぐに想像出来るように、

1年間パレスチナで過ごすのも悪くないでしょ?





本棚に仕舞ってあった2003年3月20日の新聞を引っ張り出す。
少し黄ばんでしまったそれを、今日の新聞と並べてみる。


jareeda.jpg






私は直接イラクの前進に関わるような大物ではないけれど、
時代を見つめ、自分の中に取り込み、反芻し、

イラクが私を前進させるのを感じます。
ロシア語を志向していた私の人生を
大きく変えてしまったあの国が
泥沼への道を歩み始めた3月20日から。






政治論を期待した方、ごめんなさいw
さー、もう一本翻訳しよう。
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