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超弩級に平たく言えば
私の研究テーマは↑です。



まだ研究を始めて日が浅いですけど、

環境に恵まれているらしく
一日一日にょろにょろ勉強して進んでいるつもりでいます。




切り口は色々あるようですが
今Hotな話題で両断するならば、


①日本は軍事強制力を伴った形で平和構築に貢献できる
②日本は軍事強制力を伴わない形で貢献できる


の2つがある訳です。
今の日本はそのターニングポイントをちょっと過ぎたところに居ますね。
ソフトな形ではあれど①に向かっています。




で、「平和構築論」の授業で課題が出されたのは正にここ。


**課題**
日本の平和貢献に軍事行動を伴うものがあるべきか否か、
2つの立場から選んで論ぜよ。

①伴うものがあって良い
 →紛争の被害者(コラテラルダメージ)=一般市民を殺さないための
  政治的判断と、その能力について提言せよ。

②あるべきでない、非軍事的なものに徹するべき
 →「血を流さないのは卑怯だ」「他の国と同じことをして普通の国になろう」
   という批判を凌駕する、魅力ある独自性と優越性を提示せよ。







ぐふぇー(吐血)
難しいっすよ、先生。

この問いというものは
ただ
「アメリカの顔色を伺わなきゃいけないし」とか
「だって憲法9条があるから出来ないはずでしょ」とか
そもそも意見を交換して合意を作ろうとする姿勢がない
すれ違いで観念論に走る現状に
一石を投じる訳です。
お互いを納得させる第一歩であり
非常に現実的。




それと同時に
私の本当の研究テーマであるものに繋がっていきます。
う~ん、多分私はその研究テーマがあるから①を選ぶことは難しい。



テーマ:
「イスラエル・パレスチナ間の平和構築における
 日本の役割」(仮題)



これはそもそも紛争の主体に主権がばっちり存在していて、
緊張かつ膠着状態であるにも関わらず
他国の軍事的な介入を許さないでしょ。

そこにわざわざ日本が出向いて行って
何かやることがあるの?
むしろ内政干渉だって怒られるんじゃね?
と問われて

やることがあるのだ!!
と私は答えたい、
そこを前提にしていますね。
非武装でも出来ることがあるのだ、
むしろ非武装だから出来ることがあるのだ、
という訳ですね。




主権の位置がはっきりしなくなったイラクみたいなケースの場合は
「そんな生っちょろいこと言ってないで
 軍事力行使しちまえよ」
という風に
別枠で括ることも出来なくはないんですけど、




なんだろうなぁ。
結局は日本に
「軍事力を持たないけれど平和構築ができちゃう特別な国」
になって貰いたい、
という
理屈抜きの私の理想が根本にあるんです。



だって一言に「軍事強制力」って言ったって
各国のそれが均一な性質を持つわけじゃないじゃない。
それぞれ得意な分野があるでしょ。
もちろん日本もこれから国内世論をばっちり統一して
軍事強制力を使って得意分野を開拓することも可能だけど、
だったら開き直って
「軍事力を持たない平和構築」を得意にすることも
可能性の一つとして考えられるでしょ。





理想はそれでよろしい。
問題は政策提言です。
今までみたいなのじゃなくて。
それも現実的で
誰もが飛びついちゃうような
それでいてまだ発見されていない魅力的なものを。






学部で終わるんですか?





シエラレオネとか東ティモールとかで
国連職員として武装解除を指揮してきた
私の卒論担当の某I教授は例を挙げました。


「例えば住民同士の反感ならば
 水問題とかゴミ問題とか
 そうやって同じフィールドに立って共通の問題を解決させるとこから
 始めてみれば?」


インドで互いに反感を抱きあっていたスラムの住民を纏めて
住民運動を起こさせた彼ならではの
経験に基づいた提言です。
なるほど。




でも沢山の次元で考えたいんです。
国際政治の次元も、二国間関係の次元も、
国内の次元も、ローカルな住民の次元も。
日本政府も、悲しくも子飼い的なJICAも、NGOも、個人も。

両方に対して同時に
しかも同じベクトルに向かうような刺激を与えなければ
絶対に解決しない問題だと
私が確信しているから。










だから
外に出るドアの形はイメージ出来ても
どの道を選べばいいのか分かっていても
選んだあと
ドアまでどれくらいの距離があるのか
どれだけの障害があるのか
どれだけ迷うのか
どれだけ後悔するのか

未知数です。
まじこえーよ。


でもやりたいなぁ。他に選択肢を思いつかないほどに。








まずは切り口として
オスロを引っ張ったノルウェーかなぁ。政治的な面で。
それからアフガンで
軍事は他国に任せて非武装でDDRを指揮した日本の例なんかだろうか。
更に今JICAがイスラエルの顔色を窺いながら進めてるパレスチナ開発支援?
うーん。うーん。
結局は世界中を、そして日本中から
上手い具合にモデルケースを抽出して、
検討して、融合して、
新しいものを作り出すことになるんだろうからキリがない。









誰か助けてと叫んでみたい。


でも
こうやって大きな理想と現実の間で戦う、つまり
机上で論を捏ね繰り回して悩み
現場に行って現状を目の当たりにしては再検討を挟むことが
社会的な責任を担わずに出来るからこそ
学生って楽しいの。楽しいよ。





「君みたいなのが院で研究をすればいいんだけどね~、はっはっは◎」
とI教授。

気軽に言わないで下さい!!!(笑)
リミットを設けないと本気で一生だらだら研究してしまいそうなので
一年延ばして濃ゆい研究をした後は
さっさと社会に出ます。
別に中東に関わらなくても、
自分なりの哲学を持って大学を出て仕事が出来れば満足です。




社会に出る、と思うんだけど。
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