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風邪をひきました。ごほげへ。←咳です


風邪をひいているので
ラト先生が「なみさんも来て来て(はぁと)」と誘ってくれた
水タバコパーティーには行けず、


家でひたすらレポートをやる










はずだったのに、




DVDに見入る。(おい)





今日観たのは3本。
ハンガリーで撮ってきた映像と、
「映像の世紀」と、
「The Dreams of sparrows」です。






私、ビデオ撮りながら自分で解説してしまう癖があって。
春の旅のDVDは全てなみちゃんのナレーション入りです。
きもーい(笑)。




いやー、
何でハンガリーの映像だけ観たかというと
時々このブログのコメント欄に現れては長文コメントを残していく
荒らし的貴重な友人のタマーシ(2X歳花の独身ハンガリー男児)氏が
今日から2週間強イタリアへ旅行するという連絡を受け、

そうかぁ…しばらく留学の相談は出来ないなぁ、しんみり。
留学話より人生や国際情勢やアイデンティティの話が多かった気もしなくもないが


行ってらっしゃい。ていうか羨ましいぜヨーロッパの旅。

と思ったらドナウ川が懐かしくなり、
ぼーっとヴィシェグラードの映像など眺めておりました。

いいもん、私もまたハンガリー行くもーーーーん!!!(じたばた)




ま、それはさておき。




本題は「映像の世紀」と「The dreams of sparrows」です。




●「映像の世紀」
eizouno.jpg

どばーん


商品の説明:
 現在地球上には3000万人にも及ぶ難民が存在する。冷戦終結、ソ連崩壊後に世界に再燃した民族紛争や内戦は、再び膨大な数の難民を生み出している。難民問題は、植民地支配に対する民族運動の勃興、2度の世界大戦、社会主義国家の誕生と衰退などに端を発しており、20世紀始まって以来の最大の課題と言える。
 ロシア帝国崩壊と共に苦境に立たされたロシア難民、ナチスに虐殺されたユダヤ難民、そのユダヤ人に追放されたパレスチナ難民、大国の代理戦争に巻き込まれたインドシナ難民、旧ユーゴスラビアにおける民族の対立など、絶えることのない民族対立の悲劇を伝える。

世界各地の難民/オスマン・トルコ帝国から脱出するアルメニア難民/ロシア革命後の内戦で生まれたロシア難民/難民救済の父・ナンセン/ドイツ軍ポーランド侵攻/祖国を追放されるポーランド難民/多民族国家ソ連が抱える問題/ベルモルスク強制収容所/ヒトラーの別荘/ヒトラーのユダヤ人迫害/パレスチナ問題の萌芽/アラブ人によるデモ/ユダヤ人集会/セルビアとクロアチアの相剋/クロアチア独立国樹立/セルビア人によるデモ/ヤセノバツ収容所/戦後世界の難民/アウシュビッツ強制収容所/パレスチナに向かうユダヤ難民/イスラエル建国/初代首相ベングリオン/第一次中東戦争/新たに生まれたパレスチナ難民/スターリン死去/ハンガリー動乱と難民/ベルリンの壁建設/アメリカによるベトナム北爆/カンボジアの親米軍事政権/シアヌークとポル・ポト/カンボジア内戦勃発/ベトナム難民/ポル・ポト政権下のカンボジア/ベトナム軍、カンボジア侵攻/タイ国境のカンボジア難民/ソ連崩壊/旧ユーゴスラビア内戦


…打つの疲れたYO





放送は1996/1/20。
今から10年前ですね。




観て思う。


この映像の狙いは何か、と。




これを観た人はどう思うだろう、と。






私?
私は、正直途中で泣きそうになってしまったよ。

「不条理」とか「虐殺」とか「戦争」とか
言葉で表したってスッと心に入ってくることがないモノが
映像だと直に心を揺さぶる。

何で手を後ろに組んで穴の前に膝立ちになって
後ろから頭を撃ち抜かれるのを待たなくてはならないのか、と。
何で他人を殺せるほど憎めるのだろう、と。


こういうの観ると、じわじわと湧いてきませんか。
絶望感や悲しみ、権力者への怒りが。
ヒトラーやスターリンやポル・ポトが居なかったら
こんなことにならなかったのにーーー! みたいな。
どうですか。



そこで思い出す。
イスラエルにあるホロコースト記念館「ヤド・ヴァシェム」で出会った
日本人団体観光客の一人が
帰り際に汗をふきふき放った言葉を。



「いやぁ、


 人間ってのは恐ろしいねぇ。」








あなたは誰ッスか。






神? 動物??








この映像で私の心が揺さぶられた時に感じた
「絶望感」とか「当時の権力者への怒り」とか、

「恐ろしいねぇ」という言葉とか、



こういうのはホント卑怯だ。


「自分は良心ある人間です」って
首にプラカードを下げておきたいだけだ。




別にそれで良いなら構わない。
私はそんな自分は絶対に許さない。
「可哀想」なんて言葉で彼らの人生を括るものか。
「現代の日本に生まれて良かった」なんて言葉を吐いたとき
私の信念は死んだも同然だ。





逸らさずに過去を見たその目で
私たちがその後に見なくてはならないのは
現在の私たち自身だ。


私たちの周りに現代の「ヒトラー」は居ないかどうか。
私たちは何かに「踊らされて」いないか。
私たちは誰かを殺していないか。
殺した後すぐ穴に落として視界から消すやり方で。

私たちはどこに立っているのか。
私たちは見えない人々の人生を決めようとしてはいないか。
いや、決めていることに気づきもしていないのではないか。



そうやって考えて
充血した目で自分を解剖して
初めてこのNHKの一大企画は生きる。
この10巻目に続く11巻目がテーマを「日本」に設定しているのは
きっとそういう意味合いがあるんだと思う……


けど、
私は欲張りなのかな、
早とちりしやすい私みたいな人にも分かるように
毎度我々の生活に引き付けて見せてくれたらよかったのに、
と思う。









はい次。長いね。

The Dreams of Sparrows

TDOS.jpg




最初に流れるテロップ。


「嘘はつき続ければ真実になる」

「アメリカ人の六十何パーセントが
 イラクが9/11に関わってると思っていた」



…すみません、英語追いかけるので手一杯で
訳と数値がテキトーです(死)。



イラク人が撮る、イラク戦争後のイラク。
撮影中にスタッフが殺されたりして。

「やっぱ危険なんじゃん」

って思うでしょ。



そう思った瞬間、
私たちはイラクの一面を見失う。
同時にこの映画のメッセージを
きちんと捉えることは出来ない。



このドキュメンタリーに溢れるのは
イラクの素朴さ。多様性。
街中の様子はシリアみたい。
皆お祭り気分でデモをやる。
楽しそうにサッダームの写真の切抜きを踏みつける。
ブッシュの写真を指差して
「今度は彼が俺たちのヒーローになるのかな」
「それともサッダームが戻ってくるのかも」
だって。

この呆れたくなるような無邪気さ。
「あんたたち、ホントに国のこと考えてんの?」
と問いたくなる能天気さ。

いや、彼らは実際考えてないのだ。
彼らはすぐ外で自分を取り囲む「くに」のことを考えている。
(日本語で訳すならこの単語になると思うんだけどな)


それで、本当はそれで良い筈だったのにね。




ま、これはこれでイラクの一面です。
アメリカからわざわざ取り寄せて本当によかった。





毎日毎日流れる爆撃のニュース。
日本の新聞の一面にさえ、
頭を血まみれにしたレバノン人の写真が載ってしまった。



それは正しい。
あそこが危ない、というのは正しい。
人々が不条理に苦しんでいる、というのも間違ってはいない。


ただ、

「ほらほら、中東ってまじ今ヤバイんだよ」

って、メディアが人々に情報を提供した結果、

「うわぁ、危ない」
「うわぁ、可哀想」

って人々が思ったなら、



それは繰り返しすぎて真実になった「嘘」だ。






私も今、その大きな「嘘」に巻き込まれている。







そこから脱することが出来るとしたら、
ホント「無教養」だと思っちゃうような
英語も話せないような人たちと
対話を繰り返すことで初めて可能なんだと思う。



エルサレムで
アラブ系のホームレスの母子と一緒に
手持ちのお菓子を食べて日向ぼっこをし、
安宿のオーナーじじいに熱烈にプロポーズされ、
新婚旅行の日程と行き先まで勝手に決められ、
豆コロッケ屋の兄ちゃんにピクルスおまけして貰い、
夜の旧市街で嘘つき青年に襲われかけ、
ジュース屋のおっちゃんと一緒に片言の英語の練習をした、


そういうときの「つなぎ」は
いつもアラビア語だったから、






私はいつか「嘘」を脱することが出来ると信じてる。













…はい、レポやろうね。(遠い目)
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