上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ご存知分離壁。
イスラエルとパレスチナの領土を分ける形で、
パレスチナ側に食い込んで立てられている分離壁。




このために
「パレスチナ人は壁の向こうにはいけない」
というイメージが出回っていますけれども、
これは半分正解であって、
半分不正解です。








というのは、








ところどころに隙間があるから。











以前、カランディア・チェックポイントについて書きましたが、





qalandia2.jpg

ある日のカランディア・チェックポイント
(ちなみに1時間待ちでした)








西岸からエルサレムに出るには、
カランディア・チェックポイントを出る以外にも
実はもう一つの道があります。









それはカランディアから南に2キロほどいったところにあるのですが、







そこで壁が途切れ、
5メートルほどの隙間が作られているのです。







別に壊したんじゃないよ。
隙間が「作られて」いるんですよ。
イスラエル兵士の姿も
金属ゲートも何も無い、
ただの隙間が。









という訳で、
実は車さえ持っていれば
もしくは歩くことを厭わなければ
西岸の人たちも壁の向こうのエルサレムに出ることが出来ます。








でも皆、しないのです。
何故かと言いますと、







1.
殆どの人は車を持っていないため
路線バスを利用。
このバスはチェックポイントを通るよう義務付けられている。
(時々隙間の方を通るけど)



2.
どのみち、壁の向こうでは
イスラエル兵にとっ捕まってIDのチェックをされたりする。
エルサレム在住/勤務でなければ
刑務所に入れられたりする。
(ムスリムの聖地・アルアクサー・モスクの門でさえ
 イスラエル兵が警備している)






という訳で、
危険なのです。






まぁ勝手を知ってる人たちは
それでも壁の向こうに行くわけですが。









そんな訳で、







もしパレスチナの誰かがテロを起こしたかったら、
壁の現状があっても
フツーにテロは起こせるのです。
自動車に爆弾積んで、
隙間を通ってエルサレムに行って、
兵士に捕まったら
そこでボタンを押せば良いわけで。



私だって、
起こそうと思えば出来ます。
絶対に思わないけど。
外国人の場合はカランディア・チェックポイントを通るときでさえ
荷物チェックが甘いもの。
開けることさえしないから。




これでホントに「セキュリティ」を理由にしてるの?









だから、



今テロ事件がイスラエルで起こらないのは、
壁が出来た「おかげ」ではありません。
私に言わせてもらえば。











「じゃぁ何でテロは起こらないの?」




何ででしょうね。








「じゃぁこの壁は何のため?」




何のためなんでしょうね。










外の人たちが捕らえられがちな「テロ」という視点を離れて
「経済」「利害」という視点から見れば、

この壁については
もっと納得できる理由が見えてくると
私は思います。







レポやらなきゃ……orz
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://janiksenpoika.blog40.fc2.com/tb.php/601-ac7fc098
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。