上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
さて、ナーブルス日記の最初でも触れましたが、
パレスチナの中には


検問がいっぱいあります。

パレスチナの内部なんですけど、
イスラエルの占領下にあるもんで、
イスラエル軍が検問をいっぱい設けてるわけなんですねー。





ちなみに検問ですることと言えば、

●IDチェック
●時々タイホ

といった感じ。








ナーブルスから出るときは、
一時間(待ち時間除く)のドライブの間に検問を三回通りました。




①まずナーブルスの出入り口で一回。
②入植地に程近い大きな道路に出るときに一回。
③ビールゼイト付近の主要道路交差地点で一回。



です。








まず一つ目、ナーブルスの入り口では、


kenmon.jpg



「What are you doing here?」


と兵士に聞かれたので、



「I'm talking with you here!」



と茶目っ気たっぷりに答えたら苦笑いされましたw



そして別の兵士くんには
「You speak English?」
と聞かれ、
危うくパレスチナ人との間の通訳を頼まれそうになったよw



ここでは20分待ち。
若者3人、おじさん2人、シャーデンと私が乗り込んでいた乗合タクシーだけが
何故か20分。
他の車はスルーなのに何故???
と思って、


「Excuse me, what's going on? what are you checking?」


と聞いたら、


「We have to check them.」


の一言。


このやろう、説明しろ!!!
こっちは腹へって早く家に帰りてぇんだよ!!!凸(°д°#)



という訳で飢えた並木、
撮影禁止の彼らを車から激写してやりました。

kenmon2.jpg



軍事関係の写真撮影は禁止されてるんで、
良い子の皆はマネしちゃダメよ♪(死)









さて、次の検問は、
ナーブルスに隣接した入植地の入り口付近で。



kenmon3.jpg




ここではパスポートを渡したら
二人の兵士が超熱心に私のパスポート見てるんで、


「Is there a problem with my passport?」


と聞いたら、


「No problem!」


と笑って返してくれました。
きっと日本のパスポートが珍しかったんだねw




兵士に話しかける私を同乗していたパレスチナ人ズは必死に止めていましたが、

「何か問題あんの?」と聞く私の後ろで大学生の男の子が
「何か問題があれば言葉で答えずに殴るんだよ」とボソリ。

ひえー。





ここでは5分で解放。やれやれ。









しかし山場はビールゼイト村の隣にあるアターラ検問所だった。

kenmon4.jpg

主要道路の交差地点にあるアターラ検問所。




アターラはもともと村の名前ですが、
うちから徒歩15分くらいのところにあるので、
時々散歩がてらに検問まで出かけて、徒歩で越えたりしていますw
ちなみにパレスチナ人がこれをやると銃を向けられて帰されること必至。





ここでは兵士に乗員全員分のIDとパスポートの束を手渡した後、
ざっと目を通した彼に右に車を寄せて止めるように言われたのですが、

その直後、




彼は私のパスポートを、






窓の開いた運転席に座ってる運転手の顔目掛けて、








投げつけた。









Σ(°△°|||)





思わず


!!!! كلب (kalb /犬)




という言葉が口をついて出た並木はすっかりアラブっ子ですw





同乗者のパレスチナ人ズが
「あいつはドルーズだ」
と囁きあう。
イスラエルのドルーズ教徒君らしいです。

パレスチナ人ズによれば
「ドルーズの振る舞いは一番アグレッシブだ」
とのこと。


イスラエルのユダヤ人からは「アラブ」と見なされ、
ユダヤ人と同等の権利は持たないけれど、
本人たちは自分たちを「アラブ」だと思っていないし、
ムスリムからは嫌われているし、
イスラエルの兵役や義務をこなす、という
何とも特殊な方々です。








ここでは45分待ちました。
他の車はどんどん通過してくのに。



15分が経過したころ、とうとう車の空気に酔ってしまったなみちゃん、
車のドアを開けて外に降り立ったところ、


例のパスポート犬兵士、なにやら叫びながら腕を横に振る。
「戻れ!」ってことらしいです。


しょうがないので車の中に入り、
窓を全開にして上半身をべろーんと乗り出し、30分間そのままで
じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
っと兵士を観察しておりました。
何度か「中に入れ!」と腕を振られて指示されましたが、
別に武器なんか持ってないんだからいいじゃんよ。
見られて嫌なことでもあんのかこのやろう!


大体あんた、
「パスポートは命の次に大事ですよ」って
小学校で教わらなかったのっ。
私の命の次に大事なパスポートをたかだか20かそこらの若造が投げるだなんて
一億年早いわ!
小学校入って半ソデ半ズボンで一年過ごしてから出直せよ!!!






45分経ったころ、
例の兵士、私に向かって人差し指をちょいちょいし
「来い来い」
と言うので、





「行くな!!!! 殴られる!!!!」

と止めるパレスチナ人ズをあしらって彼の所に行くと、





同乗者のIDの束を私に手渡しながら、

「What's your name?」

と聞いてくる。




テメェに名乗る名前なんかねぇ!!!!!

ていうか自分から名乗るのが礼儀だ!!!!!



やはり小学校から出直しt(以下略)



と思ったので、並木的素直に

「You must know my name,
 I saw you check my passport and throw it」


と答えたら、





ガハハ、と笑って「Go」と言った犬君でした。





あんたのおかげでドルーズについてリサーチする気になったよ。











非常に悔しかったので、
なみちゃん、






カバンを買いました。


kaban1.jpg




ん? 何の関係があるのって?







穴を開けて、






ビデオを隠して回すために決まってます。(死)









そしてルームメイトのディーマに
とても有用なヘブライ語の単語を教えてもらいました。





!כלב (kelev/犬)







なみ:「ねぇディーマ、ヘブライ語で”犬”って何て言うの?」


ディーマ:「ケレーブ、よ」


なみ:「あら、アラビア語と一緒じゃない」(メモメモ)


ディーマ:「まさか、検問所で言うつもり?(笑)」


なみ:「そんな機会がないと良いね(笑)」








もちろん捕まったら次のビザ貰えませんから、
細心の注意を払って気をつけつつ、

持って帰れるものは何でも持って帰ろう、
やりたいことは何でもやろう、と思う
ディーマ曰く بنت خطيرة(キケンな娘っ子)
なみちゃんです♪
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://janiksenpoika.blog40.fc2.com/tb.php/656-3c647f12
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。