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エルサレムのホステルにもう10ヶ月も泊まってる、
ひげもじゃの優しそうなおじちゃんが居ます。



彼の本名は明らかではなく、

アラブ人からは「アブドゥル・ラフマーン」
外国人からは「バタル」と呼ばれています。





このバタルおじちゃん、








国籍も不明。








分かっているのは、


彼がモスクワ生まれであるということと、


「ロシア人?」と聞くと「違う。」と断言することと、


それでもロシア語が母語であること、


イスラエル国籍を取得していることと、


でもヘブライ語もアラビア語も話さず、
話せるのはロシア語とトルコ語ヒンディー語であることと、


時折母親の出身地であるグルジアを話のタネにすること。








という訳でホステルの愉快な仲間たちの間では、
「あいつはグルジア人だ。」
ということになっています。






ちなみに年齢も不詳。
30代後半―40代前半であることは確かなんだけど。
いつも手がふるふる震えている辺り、
「大丈夫かなぁ…」って感じ。。。。。










さてその彼ですが、一体何をしているのかというと、





小説や論文を書いているらしいです。





ロシア語訛りの英語で、
いつもゆっくりマイペースかつ途切れることなく
色々な話題を宿泊者に振り、
彼らを困らせています。


というのは、
彼と話すときは会話のキャッチボールが出来ないからです。w

彼が一方的にゆっくり(かつ)どばーーーっと喋り、
聞き手は
「あ、うん……」
「ご、ごめん、ちょっと用事があるんだけど……」
と言いながらも、
話の切れ目を見つけられずに立ち去れないのです。w








私の場合はオ○ム真理教についての話題をよく振られます。
麻原氏がモスクワ訪問したときに会ったんだってさ。







さてこの彼と私の関係ですが、

以前このホステルに居たイタリア人の男の子と私が
仲が良かったために、


彼のビザが切れて彼が母国に帰る際、



「俺の代わりにあいつの面倒を見てやってくれよ」



と頼まれたことに始まって、





今ではおじいちゃん孝行のつもりで、
彼の長ーーーーーい話に付き合うために
定期的にホステルに足を運んでいます。








さて、そんなことをしているうちに
最近は彼からよく電話がかかってくるようになり、



朝11時と夜9時に私の電話が鳴って、
長い話に付き合わされるようになりました。
ひえー。







そして水曜日の夜、
何を勘違いしたのか彼、






「Ms. Mai,
 I'm thinking about the marriage with you.
 What do you think?」














ちょっと待って。



私そこまで面倒見る気ないですから。









ナミキ:「えー、えーと、私、今結婚する気は更々無くて……」


バタル:「あぁ、そうですね、電話で話すのは良くないですね。
     今度会ったときにきちんとお話しましょう、ミス・マイ。」







(°д°|||)









どう断ったら良いんだろう。
no ideaなんですけど、これはきちんと断らねば……
彼のことだからトントンと自分で話を進めてしまいかねぬ。











ところで、
旧ソ連の諸国からイスラエルに移住してくる人は、
もんのすごく多いです。

ヘブライ語がイスラエルの公用語ですが、
その次によく使われているのがアラビア語とロシア語。
エルサレムを歩いてもテル・アビブを歩いても、
ロシア語で看板が書かれていたり
ロシア語で電話をしている人をよく見かけます。






何でそんなに多いのか?







それは、
彼らがイスラエルを海外移住のための足場にしているから。




彼らが言うには、
例えばロシアからアメリカへの直接的な移住は
とても難しいんだとか。



イスラエルの政策では、
「おじいちゃんの代がユダヤ人ならイスラエル国籍をあげるよ」
ということになっているらしく、



彼らはまずイスラエルに来て、
暫くここで暮らして国籍と新しいパスポートを得てから
第三国へ移住するのです。










バタルおじちゃんも、
インドへの移住を狙っています。
(ホントは日本が良かったらしいけど)







インドまで嫁ぐ気にはなれないなぁ……(遠い目)
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