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そういえばあいのりのピンクいバスは
今頃どこを通ってるんでしょう。
サウジ辺りを走ってたこともあったような気がしたんだけど。
イスラエル・パレスチナには来ないよなぁ(笑)。



さて、パレスチナに限らずアラブ諸国の移動手段と言えば、






セルビス!!!!


service.jpg


黄色い小型バンで、7~9人乗り。
ちなみにserviceをアラビア語訛りで発音した単語です。
そしてこの写真はラーマッラーです、
フェイク(笑)のstar & backs cafeの座席から撮りました







さて、このセルビスくん、
簡単に言えば「いつでもどこでも乗り降りできる路線バス」です。






例えばビールゼイトからラーマッラーに出る時(所要時間15分)は
3.5シェケルかかりますが、
ビールゼイトとラーマッラーの間にあるアブー・カッシュ村などの乗客を拾ったりしつつ(2-3シェケル)
乗客が「ここで降ろして」と言えばすぐ止まる。






時刻表はありません。



時々予想もつかない道に突っ込んだりします。
(常連の頼みとなると寄り道したり買い物に付き合ったりする)






だから「1時にラーマッラーで待ち合わせ」という時は
15分の道のりでも、早めに家を出なくてはなりません。
そして私は遅刻魔。










さて、このセルビスの中では日々様々なドラマが繰り広げられています。




チカン行為が起きたり。


ナンパされたり。






検問で長い間、車にカンヅメになって待たされている間に
がっつり友情が出来たり。


今日の新聞の内容に関して議論が巻き起こったり。







笑いあったり口からつば飛ばして討論しあったりした後に、
目的地に着いた後は
「君に会えてラッキーだったよ」
みたいなことを皆が口々に言って、セルビスから降りていきます。



別に電話番号なんか聞かないけれど、
この狭い社会で、また会っちゃったりするので、
そのたびに友情が深まっていったりして。
私もそういう類の友人の多いこと多いこと。







ではなみちゃんがセルビスに乗って検問所で待たされると
どういう会話が交わされることになるのか、
ちょっくら紹介してみましょうw






3/15 ジェニン→ナーブルス 7人乗りセルビス(実質6人)

<座席>
■ ■←運転手のおやじ、客のおやじA
■■☆←おばあちゃん2人組(A,B)/ナミキ
■■  ←おやじ2人組(B,C)




~検問にて~



運転手:「見ろよ、この長い車列! ちっとも進まないぞ」


おやじA:「今日はチェックが厳しいんだな」


なみ:「もう夕方だし、検問、閉まってるんじゃないの?」


運転手:「検問は閉まらないよ! ただ混雑するだけさ」


おやじC:「ってかこの子、アラビア語喋ってるぞ!」


おばあちゃんA:「あなた、どこから来たの?」


なみ:「ビールゼイト大学」


おばあちゃんB:「祖国はどこ?」


なみ:「日本」


おやじB:「ジャッキー・チェンとは知り合いか?(笑)」


なみ:「ちょww ちがwww 彼は中国人だよw」


運転手:「君もカラテやるのか???」


なみ:「やらないよ! 私は日本にいっぱい友達いるけど、カラテやってる友人は居ないも同然だよ」


おばあちゃんB:「まぁ、ニホンジンは皆カラテやるんだと思ってた(笑)」


なみ:「あ、でも日本帰ったらカラテやりたいかも!
    次にパレスチナ来たときにアホな男どもは殴って一蹴してやりたいからね(笑)」


おやじC:「日本と中国の言語は同じなんだろ?」


なみ:「全然違うよ! 私は中国語、喋れないもん!
    時々同じ文字使ったりするけど…」


運転手:「文字、何個あるんだ??」


なみ:「幾つだと思う?」


おやじC:「30くらいか?」


なみ:「聞いたら驚くよ、大体3000文字くらいは誰だって覚えてるし使ってるんだから(笑)」


運転手:「3000?!」


なみ:「一つ一つの文字に意味があるんだよ、
    アラビア語や英語とはちょっとシステムが違うのよね」


おやじA:「聞いたか、皆3000文字覚えてるんだってよ!」


おやじB:「やっぱニホンジンは頭いいんだなぁー」


なみ:「いや、それはどうかなぁ……」


おやじC:「魚食ってるからじゃないのか?」


おばあちゃんB:「魚、高くないの?」


なみ:「うーん、日本の国土って海に囲まれてるからねぇ……そんなには高くないと思うよ」


運転手:「てか雨強いなぁ今日はー」


おばあちゃんA:「そうね、今日は冬だわー」


なみ:「私、雨嫌いだわー」


おばあちゃんB:「あらまぁ、どうしたの! 雨は神からの贈り物じゃない!」


おやじB:「そうそう、アッラー以外に神はなし」


なみ:「日本だと春と夏の間に超大雨が降る時期があって、
    雨のせいで川が溢れて人が死んじゃったりするんだから!!!」


おやじC:「聞いたか皆?! 雨で人が死ぬんだってよ!!!」


おばあちゃんB:「それはひどいわねぇ……」


運転手:「おい皆、そろそろIDカードの準備をしてくれるか?
     次は俺らのチェックの番だぞ」


おやじC:「やれやれ、今回はえらく時間がかかったぞ」


なみ:「だからきっと雨のせいだよ」


おばあちゃんA:「そんなに雨が嫌いなのね(笑)」



兵士:「ッサラーム」(アラビア語)


運転手:「ナーブルスへ」


兵士:「この人たち、ナーブルス出身?」(アラビア語)


運転手:「あぁ、でもパレスチナ人みたいなニホンジンが混じってるぞ(笑)」


兵士:「君、アラビア語喋るの?」


なみ:「あんたこそアラビア語喋るじゃない(笑) どこ出身?」


兵士:「イスラエルだよ。ていうか俺、中国人と結婚したいと思ってるんだけどどう思う?(笑)」


なみ:「あぁそりゃ良かった、私中国人じゃないもんw」


おばあちゃんB:「ニホンジンよ(笑)」


兵士:「O.K、じゃぁ俺の花嫁連れてきてくれよなー(笑)」


運転手:「じゃ」(走り去る)





なみ:「兵士もアラビア語喋るのねぇ~」


運転手:「喋る喋る」


なみ:「皆が皆、こっちを動物扱いするわけじゃないのね」


おばあちゃんA:「まぁね…」


おやじC:「まぁ、いいやつも悪いやつも居るもんさ」







まぁ~こんな感じで、
一緒のセルビスに乗って情報交換をするんです。

日本を背負ってパレスチナ歩いてるなみちゃんですので、
日本について広告したいことがあればコメント下さい(笑)。
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