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今回は「逆差別」の話をしたいと思います。





私とクロウェには彼氏が居まして、

二人とも最近相手と知り合って、
二人とも最近相手を家に連れてくるようになって、
似たようなもんです。






違うのは、それに対する隣人の態度







クロウェの彼氏はアメリカとパレスチナのハーフであるアリ。
彼は今までずっとアメリカで暮らしてきて、
勿論母語・母文化はアメリカ仕様。
アラビア語をたどたどしく話します。




私の彼氏はパレスチナ人のラムズィ。
彼は国籍の事情でクウェートとヨルダンを転々とし、
12年前にビールゼイトへ戻ってきたパレスチナ人。
母語・母文化はパレスチナ仕様。
でも英語はべらべら喋るし、
彼の頭の中身はあんまりパレスチナっぽくない。







隣人は
アリが家に来るたびにお茶に誘い、
とても嬉しげ。
「好きなように泊まってけよ!!」と言うし、
実際アリは毎日家に泊まっています。



その一方で、

ラムズィが来ると男数人で取り囲んで罵声を浴びせ、
「毎日来るのは止めろ!」と叫ぶのです。
「マイの家の隣にはうちの妹が住んでるんだ、
 男が出入りするなんて許しがたい」

というのが彼らの理論。














は?









と、思いません?
アリだって男じゃないの。
何で彼は良くて、ラムズィはダメなの?









おまけに彼ら隣人、
私に対する態度まで変えてしまって、
クロウェに対しては「You good!!」と言うくせに
私に対しては表情がこわばるのでした。





今まで良い関係を築いてきたと思うだけに、
非常に悲しいのですが、







これにはパレスチナ社会に根付いた大きな理由があるのです。











最近のパレスチナコミュニティは非常に排他的です。

それは
「パレスチナ問題のために敢えてここに来る」
外国人に対してではなく、
同じアラブに対しての排他性。




彼らは自分の身の回りだけはしっかりと固めて、
本当に仲良くやっているのに、

他のグループから人がやってくるときは、
表面上は仲良く振舞っていても
決して心を許そうとしません。





パレスチナ自治政府や警察・軍ですら
ここの人々を守ることが出来ないのが現状である中で、



人々は自分の身の回りをしっかり固めて
しっかり目を配っていなくてはならないので、



彼らは同じ「アラブ」を一番恐れているのです。
パレスチナ人コミュニティの中にはスパイが一杯居て、
常にイスラエル軍に情報を流して居ますから。
お金のためだったり、名誉のためだったり、
理由はいろいろですけれど。









という訳で、





あと2ヶ月ある中で
どうやってこの問題を克服するのか、
というとてもchallangingな問題に、
私は直面しています。

彼氏を持ったことで失ってしまったものも多いけれど、
また一つ、この社会の一面を意識させられることになった
女子大生なみちゃんでした。
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