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土曜日は朝からJICAのイベントがあるということで、
金曜日の夜にジェリコに下りました。




ジェリコは海抜-400mの死海の近くにある街で、
ラーマッラーの南の方にあるのですが、
ま じ あ つ い 。







くそあつい。
死ぬ。
高原気候に慣れきってビールゼイトで暮らしていた田舎娘には
乾いた低地の環境はキツすぎました。








ところでラーマッラーから南に下ると
ベドウィンがわんさか住んでいます。





というわけで、
金曜日の夜にラーマッラーからジェリコへ出る乗合バスにも、
ベドウィンのおじいちゃんが乗っていました。








日が暮れたためなかなか乗客が集まらないことに
イライラしていたこのおじいちゃん。
最初はもンのすごく不機嫌そうでしたが、
他の乗客や私があの手この手で機嫌を取り、


ジュースを飲んでいい気分になったおじいちゃんは、
いきなり物語りを始めました。w










じい:「おい日本人の娘さんよ、知ってるかの?
    ベドウィン文化にはお化けが居るんじゃ。」








エジプト方言と同じくJをGに、
更にQをGに訛らせて発音するこのおじいちゃん。
生粋のベドウィンであります。








なみ:「お化けって、どんなの?」









ちなみになみちゃんもベドウィン訛りにトライ!w









じい:「先ず、名前はダベァと言ってな。」




なみ:「どんな形?」




じい:「クマみたいな犬みたいな、そんなヤツさぁ」




なみ:「つまり、四足で歩くってことね?」




じい:「そうじゃ。夜になるとそこらを歩いとるんじゃよ」




なみ:「具体的に、一体どんなことするの?」




じい:「それが、ビックリするようなことをしでかすんじゃ」










あー、
私が明らかに好きでないタイプのお化けね。(遠い目)




うちの叔母は霊感があるらしいと聞いたことがあるけれど、
神経の図太い私はお化けとか霊とかサッパリ見たことがない。
それでも「居ない」と証明できないものは怖くって、
お墓の横やら夜道やらはビクビクしながら歩いていたものです。


イスラームには精霊は居てもお化けは居ないから、
パレスチナにもお化けは居ないと思ってた。
くそー。聞かなきゃ良かったぞ。。。。。。(小心者)



ちなみにジェットコースターは連続10回乗れても
お化け屋敷はダメな子です。









なみ:「びっくりって、どんなこと?」(どきどき)










人さらいとかマジやめて欲しいものです。
お願いダベァ。なみちゃんをそっとして置いてください。
油揚げとかお供えするから。(狐じゃないぞ)









じい:「そうじゃのう、



    くしゃみをしたり、

    屋根に上って家をボリボリ食ったり

    変な声で吠えたりするんじゃよ。」
















(°д°)















なんだ。

怖くないじゃん。










日本のお化け・幽霊の皆さんにも是非見習っていただきたい。
日本・パレスチナお化け連合とか作って交流とかどうスか。











その後おじいちゃんは
乾いた山以外は何も見えないような場所でタクシーを止め、
夜の闇の中に消えていきました。








「ダベァに宜しく言っといてね」


と言ったら、




カッカッカと笑って「言っとくよ!」だって(笑)。









怠け者の私も
部族の民話をほんの少しでも理解できるくらいには
語学力を伸ばしたってことなのかなぁ、



と思いながら、
トタン屋根のお家に住み、
羊とヤギを追いながら暮らしている彼らの姿を脳裏に描き、

その向こうに広がっている果てしない「大洋」を想像するのでした。




さぁ、この大洋は誰が開拓するのかな?
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