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いやぁ、ハリポタの最終巻が一斉に93カ国で発売されたそうですね。
一斉にですよ。
ウィキによれば、
Released globally in 93 countries at a minute past midnight (00:01), British Summer Time, on 21 July 2007

とのこと。

イスラエルの時間はイギリスより3時間早いので、
21日 AM3:01に発売ですねー。



ん? 21日ってそれ、

土曜日じゃん!!!!







説明しよう!
イスラエルは金曜日の日没から土曜日の日没を
公式な休日としています。
ユダヤ教の安息日にあたるからです。


で、ユダヤ教の安息日は
厳格な解釈をすれば一切働いてはいけないのです。
ホントに厳格に守る人は
トイレットペーパーも切らないんだから。
(安息日の前に切っておくらしい)




そんな解釈に基づけば、



土曜日に本屋は開けてはいけない!




のであります。






いや、実際はイスラエルは世俗的ユダヤ人が本当に多いので、
安息日なのにトイレットペーパーどころか
ビーチで遊んだりする人たちも居るんですけどね。

そんな人たちにとってはハリポタは矢張り、
土曜日に手に入ったって良いモノであるはずです。
ハリポタが読みたい! 喉から手が出る!
と思う熱狂的なファンも居ると思います。




しかし例えば
イスラエルの「シャス」という党のメンバーにすれば
(シャスは超簡単に言えば
 オーソドックス且つオリエンタルな人たちの党であります)




「ハリポタだろうが何だろうが
 土曜日に本屋を開けるなんてけしからん。」




ということなのですねー。







世俗的なユダヤ人からすれば
「別に良いやん、あほかいな」
と言ったところだと思うんですけど、
オーソドックスなユダヤ人の皆様は大真面目であります。
そしてイスラエル政府も彼らの言い分を
適当にうっちゃることが出来ないのでありました。
そんなシャスはクネセット(国会)議席の9.5%を所持しています。
(参考:CIA the world fact book)





そんな訳で、
自由市場主義的国風漂うイスラエルですが、
国の定める休日/安息日のために
ハリポタが自由に売れないこの複雑な事情。


「どんな形でJewishnessを維持するの?」


という大きな問題にぶつかっている先進国イスラエルの現状が垣間見えた
ハリポタ的瞬間なのでありました。
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