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今日は大学授業最終日です。
明日はテストです! 最終テストだ!!!



今になって慌てて文献を集めなおしています。
エルサレムの大学で借りて、西岸でコピー。
一冊300円で出来ちゃうからね! 
え、著作権? 何それ美味しいの??


山のような本を抱えながら
イスラエル国営バスのエゲット19番に乗り込んで、
ボーっと風景を眺めて居た私です。





19番は大学を出た後、
宗教的なユダヤ教徒のイスラエル人が多く集まる地域を通り、
ダウンタウンを通り、
その後エルサレム付近の街へ向かうバス。






窓から見えるのは
山高帽子を被ったおじちゃんたち。
ひげはもじゃもじゃ。耳の横の髪の毛はくるくる。
女性は髪の毛をスカーフで覆っていて、
非常に厳格なユダヤ教の教えを守っている人たち。








その人たちがバス停ごとにどやどや乗り込んできて、
押し合いへし合い叫び合い。
私の隣にもヒゲもじゃのおじちゃんが座り
ふぅ、と一息ついて、
右となりのアジア人をちらちら見ているのを
なんとなく肌で感じながら、







その群集を見てふと思ったのでありました。












「自爆攻撃の格好の標的だなぁ」











今いきなりこのバスが爆発しても、




私の両親はそんなニュース絶対に信じない。

私自身、私の命が吹き消されるなんて、
完全に消されるまで信じられない。







動機がどーであれ、そんなこと許されてたまるかい。
と、やはり思うのであります。









どっちの方がツライ思いしてるとか、
何が正義だとか何が悪だとか、

そんなことは、人を前にするとどーでもよくなります。
堂々巡りの議論になることは分かっていても、
一番大事なのは、
「そこに人生をめちゃくちゃにされた人が居る」
というその事実のみです。



それは、
「ゴルゴダの丘」論争にも似ています。


キリストが十字架に架けられたあのゴルゴダの丘は
エルサレム旧市街の聖墳墓協会に
内包されて”いることになって”います。

それが本当はどこにあるかなんて、
議論はいっぱいで。


それでも聖墳墓協会の「ゴルゴダの丘」には
毎日沢山の信者が来て、
感極まって涙を流しているのでありました。


「それ、ニセモノだよ」なんて言ったって、
仕方が無いのです。
だってそれは実際に人の心を動かす力を持っているのだもの。
ホンモノかニセモノかなんて、
大した問題じゃないのだ。













ホロコーストもパレスチナも、
正義の印籠にはならないよ。
その言葉を発しただけで誰もがちやほやしてくれるなんて、
期待した瞬間にそれらは中身を失ってしまう。









「イスラエル人はテロリストだ」
と言うならば、
「パレスチナ人はテロリストだ」
と叫ぶ”向こう側”の掲げる印籠をよく見てみればいい。
どれだけカラッポに見えることか。
そして自分の印籠も、”向こう側”からは同じくらいカラッポなのだ。








印籠の後光にしがみつく自分と相手の惨めさを
同時に感じられたらいいのにね。
自分の信念と相手の信念を秤にかける行為の意味に
気づくことは本当に難しい。
















「じゃぁさ、この思いをどこにぶつけたらいいの。
 自分の正しさを思い切りぶつける場が無いのなら
 一体何が私を支えてくれるというの。」












そうだよなぁ。
私だって、私のコンパスである信念を思い切り押し出したくなるときは、
本当によくある。









でも、犠牲者にこそ暴君になって欲しくない私です。
イスラエルも、パレスチナも。
















今日は久々に両親とスカイプで話しました。




「帰ってきたらどうするの?」



とママさんに訊かれて、




「院に行こうかな、と思って」





と思い切って言ってしまいました。
これだけ留学にお金を使っておいて、まだ言うかこの長女。
2学年違う筈の次女は
既に一浪一休学の長女と同学年なのに。






反動を予想して控えめに言ってみたのですが、
意外にも

「行きたいのなら、行けばいいよ。
 将来的に就職してくれれば」


という何とも拍子抜けなお返事、byママさん。








いいんですか。










もし私が力一杯願うことで叶うなら、









もう少し、人と人とがぶつかる場所を見ていたい。
イスラエル・パレスチナだけじゃなくて。
ピアノの音で隣人に殺意を抱くレベルまで。









GOサインが出たので、
今は日本に帰るのがもっと楽しみになりました。




3日にうちの教授に会うときは、
胸を張って言えると思います。




先生、私はもっと勉強したいです。
その後にやりたいことも、今ではもう決まっています。
それは人が笑っちゃうような目標かもしれませんが、
自分と自分の目標すらに起こる変化を楽しみながら
気長にやってみようと思うのです。
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